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ウッドピタスタッフブログ

2013年12月18日

備えあれば憂い無し~阪神大震災ボランティア体験

皆さん、こんにちは!
ウッドピタ本社・技術営業部の早渕です。

12月に入り、めっきり寒さが厳しくなってまいりましたが、
皆様、風邪などひかず元気にお過ごしでしょうか?
12月は、仕事や家の片付け・年賀状などなどやら無ければならないことが山積みの月。
皆様も忙しい毎日をお過ごしのことと思います。

この時期、気を付けなければならないのが、インフルエンザ!!
私は不覚にも昨年、人生で初めてインフルエンザに罹ってしまい、
大変辛い思いをしました。

例年、予防接種をしていたにも拘らず、昨年は、忙しさにかまけ
「どうせ今まで罹っていないから今年も大丈夫だろう!」と高を括っていたところ、
正月早々、見事に罹ってしまい、1週間も仕事に就けず、
会社並びにお客様に多大な迷惑を掛けてしまいました。その節は失礼しました。
普通、インフルエンザもタミフルを飲めばすぐ直ると聞いていたのに、
私のインフルエンザは性質が悪く、1週間ずっと39度以上の高熱ままで、うなされていました。

だから今年は、昨年の辛い経験から早々と予防接種に行ってきました。
これで安心!!
念のため、仕事と忘年会で疲れ気味の体に栄養補給をと、
その足で今年初めてのうなぎ(ひつまぶし)も食べてきました。
美味しかった~!皆様にもお裾分け、どうぞ、ご相伴あれ。

ご存知のとおり、ひつまぶしの食べ方は3通り。
①そのままで②薬味を乗せて③薬味と特製ダシを掛け、お茶漬けにして食べる。が一般的ですが、
私もご他聞に漏れず、お約束通り3通りの食べ方と最後にお好みの②で締め、完食しました。
ほんとに美味しかったです。皆さんもおなかいっぱいになりましたか?

表題の通り、供えあれば憂いなし。これにて今年は、安心して年が越せそうです。
皆さんも早く対策をしましょう!

おやおや、予防接種とうなぎの紹介で終わってしまっては、
このブログを見た方に失礼ですね。

ということで今回は、来月発生から19年となる阪神・淡路大震災での
私のボランティア体験談も合わせて報告します。

皆様もご存知の1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災(正式名:兵庫県南部地震)。
マグネチュード7.3最大震度7のこの大地震は、死者6,434名、負傷者43,792名、
住宅の被害639,686棟うち全壊家屋104,906棟と今までにない大きな被害を残しました。

その時、私は奈良県に住んでおり、震度4の地震に遭遇、
タンスや家具が揺れるではなく、踊る様子を見て、
寝ぼけながらも一生懸命家具を押さえながら、家族を守るのに一生懸命でした。
この時は、それなりに恐怖を感じたもののこんな大惨事が神戸で起こっていたとは想像もできず、
朝の報道を見て、ことの重大さに気が付きビックリしました。

また、よもや私が3日後にその神戸にいるとは想像だにしていなかったのですが、
震災の3日後から約1ヶ月間、企業ボランティアとして神戸で活動しました。

そのとき見た光景は未だに脳裏から離れることは無く、
火災のきな臭い匂い・がれきの山・破壊された橋梁や道路、
避難所の衛生的とはいえない劣悪な環境など今も鮮明に覚えています。

下の写真は神戸市役所の写真です。
中層階が上階に潰されてしまっています。
もし地震の発生が昼間だったら・・・、考えるだけでぞっとします。

私が神戸で体験したボランティアは、食品や水のほか、ブルーシート・仮設トイレなどの
必需品を被災地に届ける作業の他、色々な奉仕活動に参加しました。

その中、一番辛かったのは、道路が破壊・遮断されていたため、
避難所に1週間以上放置されていた遺体の搬送でした。

会社が用意した車に、遺体と付き添いの家族1名を乗せ、
神戸市内から堺市の火葬場まで運転手を務め、送り届ける活動です。
車の中では、むせび泣く家族の声が響き、想像を絶する苦しみと悲しさで打ち砕かれた
家族の姿がありました。

神戸の地震では、倒壊した家屋や家具の下敷きで圧死した方のほか、
その後発生した火災でも亡くなられた方も多くいました。
倒壊や怪我により建物から逃げ遅れた方が生きながらにして亡くなられた方もみえたと聞きます。

火災被害が広がった大きな原因は道路の封鎖(家屋の倒壊で遮断)です。
家屋の倒壊は、自分の命を奪うだけでなく、周りの人にも多大な迷惑をかけます。
自宅が倒壊してしまうと、みんな被害者であると思いがちですが、
この震災以降、色々な施設の耐震化が進み、また耐震の重要性が周知された昨今では、
自宅の安全管理を怠っていると被害者・被災者から加害者になるケースもあります。

当然廻りには、耐震工事をした方や新築した家屋などに住む人がいます。
自宅がもし倒壊し道路を封鎖したり、隣の家屋に倒れたりすれば、
それは管理を怠った個人が起こした人災とも考えられます。
道路が倒れた家屋で封鎖されてしまうと、緊急車両が通れなくなり、
目的地への到達が遅れてしまいます。そうなるとどうなるか・・・想像がつきますよね。

この時、加害者とならない為に、残された家族や近所の方に
多大な迷惑をかけない為にも今こそ、震災の教訓を生かし、
住宅の耐震を真剣に考えてください。

「備えあれば憂い無し」
早期に耐震補強をし、安心して生活をしようではありませんか?

ウッドピタは、やる気のある方、不安な方の見方です。
是非お気軽にご相談ください。
弊社スタッフが親身になって、あなたの耐震を一緒に考えて参ります。

ウッドピタ本社スタッフ 早渕

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