みなさん、こんにちは!
ウッドピタ東日本事業部 増田です。
今年も大型台風が量産されることが予想されそうです。
既に、台風の影響で、土砂崩れがあったり、床上浸水などの被害もみられます。
これ以上、各地に多くの被害が出ない事を祈ります。
さて、私の担当は 耐震補強工事の施工管理です。
前回のブログでは建物の劣化と腐食・白蟻被害について述べましたが、
今回は年代別に建物の造り方の変化とウッドピタ耐震補強工事との関連を述べようと思います。
木造戸建住宅は年代により見た目に違いがあります。
資材の流行や施工方法等により造り方が変わってきます。
下記写真を参考にして頂ければ時代による建物の状況が判ると思います。
【戦時中建物】
コンクリート基礎ではない基礎が弱い建物が多いです。
【旧家風造り】
壁の中に筋交いが少い。
さらに、南面に大きな窓面があり耐震性は低いと考えられます。
【昭和30年後半~40年後半】
【昭和50年~60年代(塗装仕上】
この頃までは窓部分が非常に多く、壁や窓の配置バランスが悪い建物が多いです。
この頃まで建てられた建物が「旧耐震」と呼ばれます。(昭和56年の法改正前の建物)
【昭和後半~平成・現在】
柱などの骨組みを繋ぐ接合金物の量が少なく、壁配置のバランスが悪い建物がまだまだ多いです。
阪神大震災の被害を受けて、平成12年に更に法改正がなされています。
【平成・建物,全面タイル貼】
以前の建物に比べ木造でも筋交いの量や接合金物の使用方法等が厳しくなっています。
大きな窓も少なくなり、建物のバランスも考えられて設計されています。
当社仕様の 外付耐震補強(ウッドピタブレース・ウッドピタフレーム)は、
上記・写真建物いずれの年代建物及び外壁仕様にも対応が可能です。
「ウッドピタ・アンカー」という金物を、外部から外壁を一部カットし、
〝柱と梁〞、〝柱と土台〞 に取付け、ウッドピタブレース、及びフレームを
組み耐震工事を完成させます。
現在お住まいの建物を耐震補強工事する訳です。
外壁部分には いろいろな付帯設備が付いております。
例えば、給湯器・エアコン室外機・ガスメーター・電気メーター・電気配線・
給水管・ガス管・ 等々があり、
それらを移動・移設しないと当社は、耐震補強工事が出来ませんので
付帯工事費用が掛かかって参ります。
【ウッドピタブレース取付状況 実物模型】
【アンカー&接合プレート 実物模型】
*ウッドピタ アンカー・ブレースの取付状況を示しました。
当社では、耐震診断書や図面を基に簡易耐震診断の提出サービス(無料)、
または直接現地で建物の詳細調査を行う詳細設計(有料)も致しますので、お気軽に御相談下さい。
ウッドピタスタッフ 増田