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ウッドピタスタッフブログ

2014年6月28日

降水確率30%は高いでしょうか、低いでしょうか?地震の確立は・・・

みなさん、こんにちは!
今回で3回目の登場となります、ウッドピタ事業本部 東日本事業部の小池です。

梅雨に入り、雨がよく降る様になりましたね。
皆様は、いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか?
日も長くなり、気づけば「あら、こんな時間なのに、こんなに明るいの。」と思う様になりました。
季節の移り変わりとは本当に早いものです。

東京支店から見た空の様子です。

支店近くの空2

最近、天気予報はよく当たると思われませんか?
スーパーコンピューターを使い、高度な計算によって予報していますから、
年々その精度がよくなってきています。
降水確率というのは、過去に同じような気象状況になった際の「経験則」に基づいています。
ですからデータの蓄積があればあるほど、
雨が降るかどうかの的中率は良くなっていくという事らしいのです。

ところで降水確率が発表されるようになった背景には、
コスト/ロスの考え方があるといわれていますが、みなさんご存知でしたでしょうか?
長い目で見れば損失を最小限にできるという考え方です。

一つの例を考えてみますと、傘を持っていく労力を300円、
傘を持たずに濡れることによる損失を1,000円とします。
(この労力や損失は人によって変わります。損失は例えば背広のクリーニング代だったりします。)
それでは降水確率が40%の予報が10回出た場合を考えてみましょう。   

10回の内4回は雨が降りますから、
 ・傘を持っていくと労力は300円×10=3,000円。損失は0円。
  合計は3,000円。
 ・傘を持って行かない(天気予報を無視する)と労力は0円。損失は1,000円×4=4,000円。
  合計は4,000円

従って傘を持っていけば、持って行かない場合に比べて、1,000円の得になります。
この例では、降水確率が30%以上の場合、傘を持っていった方が良いことになります。
実際、天気予報で降水確率が30%の場合、
10回の内8回ぐらい雨が降る気がしますので、なおさらです。

私は以前、工事現場の現場監督をしていました。
よくコンクリートを打設する時に、天候で迷う事があったものです。
(コンクリート打設は、雨の日にはできませんから。)
判断材料は、降水確率30%が一つの基準になります。
つまり、30%を超えたらコンクリートの打設を中止した方が良い、というわけです。
30%は雨が降る可能性が高い、ということなのです。

確率30%というのは、結構、重要ですね。

最後に、もう一つ考えてみましょう。地震の発生確率です。
30年以内に巨大地震が発生する確率は、
東海地震87%、首都直下地震70%、東南海地震60%、南海地震50%といわれています。

例えば、耐震補強の工事費用を300万円、新築の工事費用を3,000万円とし、
先ほどのコスト/ロスの考え方をするとどっちが得なのでしょうか?

最後まで読まれた方は、もうお分かりですね。

ウッドピタ事業本部は、木造建物の耐震補強を専門に行っています。

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ぜひ、ご電話をお待ちしております。

ウッドピタ スタッフ  小池

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