ホームウッドピタスタッフブログ一覧 > » プロ野球開幕!と偽装問題

ウッドピタスタッフブログ

2014年5月21日

プロ野球開幕!と偽装問題

みなさん、こんにちは!
ウッドピタ事業本部 東日本事業部 下永吉です。

GWも終わり、一気に暑くなってきました。
最近春や秋などの過ごしやすい季節が短くなっているような気がしますが、
これも地球温暖化現象の一つなのかな?と心配しています。

さて前回のブログで、私のライフワーク?が野球観戦で、大変楽しいので是非皆様にも!
と書かせていただいたのですが、
3月から既に何度も足を運びましたので、ご紹介します。

・西武ドーム(埼玉県所沢市)
オープン戦で行きました。かなり田舎にあります。

西武ドーム

・東京ドーム(東京都文京区)
プロ野球開幕戦です。

東京ドーム

・横浜スタジアム(横浜市中区)
 逆三角形の照明灯が特徴です。

横浜スタジアム

・甲子園球場(兵庫県西宮市)
高校野球の、野球の聖地です。

甲子園

・明治神宮球場(東京都新宿区)
 大学野球の聖地です。

神宮球場

・戸田球場(埼玉県戸田市)
 ヤクルトスワローズの2軍本拠地です。土手から無料で観戦できます。

戸田球場

・鎌ヶ谷スタジアム(千葉県鎌ヶ谷市)
 北海道日本ハムファイターズの2軍本拠地です。

鎌ヶ谷スタジアム

GWは、昼は2軍の試合、夜は1軍でナイター・・と合計10試合も観てしまいました。

2軍の試合もお勧めです!若いプロ野球選手が真っ黒になって野球をやっています。
無料で試合が観られるところも多く、将来の大リーガー?を探すのもよし、
女性なら若いイケメン選手に目を付けるのもよし・・です(笑)

さて、ファンなら有名な話なのですが、プロ野球には“統一球問題”というものがあり、
今年も開幕早々問題が発覚しました。
この統一球問題、実は非常に根深いものがあります。

プロ野球の試合ではもともと、4社のメーカーのボールが認められており、
球団ごとに異なるボールが使われていました。
球場の広さ、戦力状況などで2種類のボールを使い分けるチームもあり、
それに対する批判が多かったこと。

また大義名分として、WBC等の国際試合で勝つため、国際試合で使用されるボールに近づけるために、
2011年度から全球団でミズノ製統一球を採用されました。
従来日本プロ野球のボールは国際試合球に比べ“飛ぶ”と言われていましたので、
この統一球は“飛ばないボール”と呼ばれ話題となりました。

これでボールの飛距離が約1メートル抑えられると説明されましたが、その他の諸条件の変更もあり、
両リーグあわせて2010年のホームラン数と比べると1605本から939本に激減しました。
なんと700本近く減ったことになります。
また、2012年は開幕から4月25日まで全球団で123試合中38試合が完封試合という
異常な投高打低を記録したのです。

これらを踏まえ選手側から検証を求める声明等もあり、2011年、2012年と合計8回実際に
検査が実施されましたが、その検査全てで規定値を下回っていました。

しかしその事実は公表されず、ボールを管理するNPB(日本プロ野球機構)からメーカーに対し、
2013年にはこれまた極秘裏に反発係数を高める(飛びやすく)変更を依頼していたのです。
実際2013年は過去2年間に比べホームラン数が増えるなど、選手や専門家、
ファンからも“ボールが飛びやすくなったのでは?”と言われていましたが、
NPBはメーカーに変更依頼の事実を隠蔽するよう依頼、また選手会には変更は無いと
虚偽の説明をしていたことも発覚しました。
“飛ぶボール無断使用事件”です。
結局当時のNPBのトップが辞任にまで追い込まれました。

2014年に入り、また開幕から「更にボールが飛びすぎるのでは?」と問題となり
抜き打ち検査をしたところ、更にボールが飛びやすくなっていたことが分かりました。
今度は“飛びすぎるボール問題”です。
今回は隠蔽や虚偽の報告があったわけではないのですが、昨年大問題が起きた翌年です。
NPBの管理責任は免れません。

たかだか1m飛ぶ、飛ばないと思われるかも知れませんが、世界最高峰の技術でぶつかり合う
日本プロ野球ですので、この差は選手生命にも直結するデリケートな問題です。
実際、往年の強打者が“飛ばない”ボール時代にすっかり打てなくなった姿を何度も見ました。

ボールの飛ぶ、飛ばないは好みの問題もありますし、きちんと統一され、
変更などは都度公表されれば、問題ありません。
しかし極秘裏に変更していたとなれば、余計な邪推してしまいます。
その歴史から特定企業とのしがらみや結びつきが強い野球界、まだまだサッカーなどと比べると
スポーツ組織として弱いと言わざる得ない気がします。
こんな低レベルな話は本当に選手やファンに失礼ですし、二度とないように願うばかりです。

去年はホテルでの食品表示虚偽問題なども話題になりましたし、
残念なことですが、一般社会でもよくある話です。
我々の建設業界でも耐震偽装が問題になったことがあります。

ボールの飛ぶ飛ばないはプレイヤーにとって非常にデリケートな問題とお話しましたが、
実は私たちが専門とします、耐震補強も同じく非常にデリケートなものです。

耐震補強とは、
細かい詳細調査をする → 調査結果をもとに補強設計をする → 耐震補強工事をする
という順番で行いますが、やみくもに補強材を取付けるわけではなく、
詳細な調査に基づき耐震補強工事をしなければなりません。

工事する場所によっても強さが全く変わります。
そのために、必ずしもお客様のご要望どおりに耐震補強工事が出来ないこともありますし、
失礼を承知でご自宅の耐震性の低い状態を正確にお伝えしなければならない事もあります。
診断から補強までの流れ

なかなか大変な事も多いです。
しかし、間違いは絶対にあってはならないと、スタッフ一同毎日奮闘しています。

耐震補強は何より調査が大事です。
しかし、調査はそれほど面倒な事ではなく、半日の調査で詳細な結果が分かります。

是非一度、詳しい調査をご検討してみてください。
お待ちしております。

ウッドピタスタッフ 下永吉

ウッドピタホームページはこちら

はじめてのお客様へ
はじめてのお客様はこちら
耐震セミナー&相談会

各地で無料耐震補強セミナー・耐震現補強学会を実施中。ぜひご参加ください、

耐震診断・耐震補強に困ったら

  • 資料請求
  • お問い合わせ
  • お見積り

フリーダイヤルでのお問い合わせ 0120-260-220