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ウッドピタスタッフブログ

2013年12月21日

昭和南海地震発生の日に思う!~67年目の今日 大地震の確率が四国は上昇!

みなさんこんにちは!ウッドピタ大阪支店の塚本です。

今日は12月21日土曜日、赴任して3ヶ月、高知で初めて過ごす師走のとある一日。
商店街やメインストリートでは、クリスマスや年の瀬を控え、
店先は華やいだ色に装飾され夜になると、電飾の灯りで街の雰囲気は一変、
人々の動きも忙しなく感じられます。

12月21日は、ちょうど67年前、昭和南海地震が発生した日。
各紙の新聞にも掲載されました。
そこで、忘れ去られようとしている昭和南海地震について調べてみました。

昭和南海地震は、終戦翌年の昭和21年12月21日 午前4時19分過ぎに発生。
潮岬南方沖78km、深さ24kmを震源としたM8.0、当時の震度表現で震度6。
前回の安政南海地震から約90年後に発生しており、
47都道府県中25府県が被害、全国で死者・行方不明者が1,330人に達しました。

高知県においては、死者670人、倒壊・半壊家屋14,266戸の被害をもたらし、
阪神・淡路大震災のM7.2と比較しても、当時の地震の規模や揺れが想像できます。

高知市下地地区(はりまや橋東のエリア)
二葉町防災新聞より

上記写真は、南海地震発生時の写真です。
はりまや橋周辺の浸水の様子です。

また、昨日12月20日には、政府の地震調査推進本部が
「向こう30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布」(全国地震動予測地図)を発表し、
今日の「朝日新聞」朝刊で掲載。

(高知新聞2013年12月21日朝刊 高知20面より引用)

四国の県庁所在地を含む区域の確率の変化をみると

と、今回の見直しにより四国は全て確率が上昇する結果となってしまいました。

また、本日の高知新聞朝刊に掲載の記者大山泰志氏取材による昭和南海地震の被災体験者の中から、
高知県宿毛市在住の大田 亘さんの体験談の記事をほんの一部ですが、紹介させていただきます。

大田さんは84歳、昭和南海地震に加え、阪神・淡路大震災にも遭われたとのこと。
「地震は恐ろしい。予測もできん。防ぎようもない。
けんど、日本で、高知で暮らすからにはそれをうけとめないかん。その時々の判断が大事。
筋交いで家を補強することとかも大事。備えあれば、ですよ」

67年前、多くの家屋が地震や津波などで倒壊し、大勢の方がお亡くなりになられたことを
実際に体験された方のお言葉として深く印象に残り、掲載させていただきました。

予測がまったくつかない中、明日にも「南海トラフ巨大地震」が発生するやも知れません!!!
「井戸水がかれる」「池の水位が下がる」「空に横一文字の地震雲が現れる」
「発光現象を見る」「鳥が泣きわめく」など、
巨大地震の前触れには、このような予兆があったと地震発生後によく聞きます。

普段の日常生活の中で、常に五感を研ぎ澄ませ、いつもと違う自然現象の変化を感じたら
やり過ごすのではなく、すぐに「心の準備」「備え」をすることも生きていく中では
大切なことかもしれません。

次の南海トラフ巨大地震の想定では、
震度は6強から7、地震の揺れは2分半から3分、ともいわれています。
最初に襲ってくる長く揺れる地震から、まず「自分の命」「家族の命」をどうしたら守れるのか?
真剣に考えてください!イメージしてください!!

最後に、過去2回のブログで今後必ず襲来する巨大地震に対し、私なりの視点で
「災害への備え」「地震への備え」「人間とは」をメインに執筆させていただきましたが、
今朝の朝刊を見て、いよいよ「南海トラフ巨大地震」と真正面から向き合う必要があることを
さらに痛感しました。
仕事がら耐震補強の重要性や弊社の耐震工法について人前で話をする機会が多い折に、
今後も「どうしたら命を守ることができるのか」をみなさまに問いかけていきたく思い、
執筆しました。

大阪支店スタッフ 塚本

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