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ウッドピタスタッフブログ

2014年4月1日

満開のソメイヨシノ~四国を探訪(高知編)~

佐川町「春日川の桜」 3/29撮影、満開。 

みなさん、こんにちは!
ウッドピタスタッフの塚本龍馬(自称)です。

3月30日(日)、高知の最高気温は何と25.5℃の夏日。
3月に夏日を記録するのは56年ぶりとのことです。

ブログを執筆するのはこれで6回目。
常々家族からは、「おとうさんのブログは硬い!だれも読まないよ!」
と厳しい批判を浴びせられています。

そこで、今回は写真も多く取り入れて、やわらかい表題と内容にチャレンジしてみました!

今年も3月18日(火)に「高知のソメイヨシノ」が全国に先駆け一早く“開花宣言”、
そしてその一週間後の25日(火)には、八部咲き以上となり全国最速の“満開宣言”が出されました。

私は啓蟄のごとく、週末にかけて満開となるであろう高知県各地の桜の名所へ
出かけようと考えましたが、あいにく26、27日の天気予報は雨模様・・・。
そこで、雨上がりの28日(金)早朝に高知港堀川浮き桟橋へ早速出かけてみました。

早朝7時、空気はまだひんやり、でも雲一つ無い快晴!
まだおひさまも低く、日陰の桜も少し冷たく感じられましたが、ぐんぐん陽も昇り景色も一変。

快晴の青空をバックに思わずスマホでシャッターを切りました!

「高知港堀川浮き桟橋沿い」 3/28早朝撮影、満開。

この桟橋は「はりまやばし」から東南東へ約500m、市内中心部にほど近く
高知市文化プラザ「かるぽーと」のすぐ東の川沿いから鏡川大橋を経て東の潮江新橋までの
約700mの両岸に設置した桟橋で、プレジャーボートの係留場所となっています。

仕事を終え、部屋で明日からの天気予報を確認すると、早くも土日はまたもや雨とのこと・・・。

「明日は雨が降り出す前に四国で評判のひょうたん桜を見に行こう!」そう思いつつ
「お天道さま、どうぞ昼まで雨を降らせなうように!」と願い床に就いたのでした。

翌朝29日(土)、5時に起床!外はまだ薄暗く、曇り空!

7時半には「ひょうたん桜」の里に到着。

仁淀川町桜地区「ひょうたん桜の里」 3/29撮影。

他県の車も来ていて、既に好位置に三脚を設置した方が5名ほど
大型カメラでシャッターチャンスを今か今かと待ち構えていました。

邪魔にならないよう「ひょうたん桜」とご面会。
古木で巨大な枝ぶり、まさに今が満開です!

「ひょうたん桜」 正式名「大藪ひがん桜」 3/29撮影、満開。

この「ひょうたん桜」は高知県仁淀川(によどがわ)町桜地区の山あいにあり、
樹齢約500年、樹高21m、根回り8mのウバヒガンザクラの古木です。
つぼみの形が「瓢箪」に似ていることから、いつしか「ひょうたん桜」と呼ばれるようになったそうです。

「ひょうたん桜」のあるこの地区は以前「大藪」という字名でしたが、この桜にちなんで
昭和33年に「桜」と改称されました。
天正13年、土地の始祖、大崎玄藩(おおさきげんぼ)がここに居住したとき、この樹下に大山鎮(しずめ)
として大山祓神を祭祀したと言い伝えられています。
「大藪のひがん桜」の名称で昭和28年3月に県指定天然記念物に認定されています。

また春には、一面濃いピンクや白い「芝桜」に一面覆われて、「とてもきれいな所」と伺いました。

「ひょうたん桜」ともお別れし、次は春日川へ。
JRと平行に桜が咲き乱れる春日川松崎橋に到着。
今にも雨が降り出しそうな気配。

佐川町「春日川」 3/29撮影、満開。 

シャッターを切ろうしたら、地元のおばあさんから突然、
「ここの桜はとてもきれいですよ、でも地元に住んでいるといつでも見れるから
いつも車で素通りする程度、じっくり写真をとることもないき」
と、土佐弁でやさしく声をかけられました。

私もすかさず、
「もうじき雨が降りそうですね。高知の桜を満開の内にあちこちたくさん見たくて!
たくさん写真に収めたくて!」
と、この二日間の各地の撮影成果をスマホの写真で見ていただくと、
「今は便利なものがあっていいですね」
と、ほんの一時のことでしたが、おばあさんから可愛らしい微笑をいただきました。

雨がパラパラしだした! さあ急がないと、次は高知城の満開の桜だ! 

市内への岐路への途中、「かんぽの宿 伊野」の桜も撮影しました。

伊野町「かんぽの宿 伊野」 3/29撮影、満開。

間に合ってよかった!

「高知城と桜」 3/29撮影、満開。

「高知城のソメイヨシノ」 3/29撮影

高知県では、高知城の三の丸に「高知地方気象台 植物観測用の標本木」があります。
直径20cm程度の「そめいよしの」のさくらが標本木。
想像していたより中木で目立ちません。
黄色の旗と小さな説明文が目印ですが、たくさんの花をつけた周りの桜の木に隠れ、
気が付く人もほとんどいません。

ここ三の丸跡地には、以前大きな桜の木がたくさんあったそうですが、
根が張った原因で石垣が崩れ10年をかけて修復したため、
今では中木程度の木が30本程あるのですが、お城の桜としては小ぶりの感じがしました。

満開の桜の花を間近に写真に収めるのは初めての経験でした。
淡いピンクに、濃いピンクが映える。
やはりソメイヨシノの色合いは心が和みます。

「満開の桜も今日で終わりかな?」
雨もかなり降り出し、明日にかけて本降りの雨模様。
高知は早々と「桜吹雪が舞い散る」季節に入ります。

桜前線も高知をかわきりに今、日本を北上してます。

この28日に、中央防災会議で、東京直下地震、南海トラフ巨大地震などに備え
全国では沿岸部の14都県、139市町村、四国では沿岸すべての19市町村が
特別強化地域に指定され、向こう10年で防災対策の徹底・対策により人的被害を
9割削減する方針が首相より発せられました。
耐震化がいよいよ加速します!

「日本の夜明けは近いぜよ!」

木造住宅の耐震補強も桜前線のように高知を皮切りに全国に普及していくことを切に願います。

ウッドピタ スタッフ 塚本

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